（めずらしく花火が上がる冬空に）南半球ブラジルは夏 飛行機は狭い座席に長時間人を押し込み海の上飛ぶ 食料は乗客が食べ、無くなるがその分重さは減らぬ飛行機 短歌日記

お昼にはエルテン・スープとパン食べて見下ろす広場にカモメ（なぜ？）飛ぶ 短歌日記

思うなら生きよ今また日が昇り海には風が吹いているから （新井蜜）短歌日記

ガタガタとふるえる身体胸に抱き別れの時を考えていた （新井蜜）短歌日記

まっすぐなこの道ずっと走ったら行き着けるはず君の住む町 浅草の観音様の境内で出会ったなんて人に言うなよ 多摩川の河原で黒い石ひろい落ち着かないとき握りしめてる 多摩川の河原で拾った黒い石落ち着かないとき握りしめてる 七半の後ろに乗せて海沿いを…

ジーンズの裾が濡れてる 砂浜でガールフレンド追いかける君 サイレンが近づいてくる闇の中 回転灯の青い渦巻き ジーンズのベルトの上にはみ出した肌にくっきり愛の一文字 成年の君が母親ママと呼ぶ「このこと皆に言ってくれるな」 成年の君が母親ママと呼ぶ…

初秋の三日月の日に生まれたと教えてくれたきみの夢みた （新井蜜） 初秋の三日月の日に生まれたと教えてくれたきみに会いたい （新井蜜） 初秋の三日月の日に生まれたというきみのこと忘れられない （新井蜜） 「初秋の三日月の日に生まれたの」きみの夢見…

花嫁の白装束が着たいから結婚離婚を繰り返すきみ （新井蜜）☆

令嬢がダイヤモンドの首飾り落として泣いた愛の坂道 （新井蜜）

令嬢がダイヤモンドの首飾り落として泣いた夏の坂道 （新井蜜）★

手の込んだ料理を作り食べさせてうまいかと聞く愛なんだろな （新井蜜）☆ 25．仮

そんなこと言って怒らないでねお母さん洗濯するには洗剤がいる （新井蜜）★

飛鳥なる稲穂の実る田んぼにてイナゴやバッタが愛ってなあに （新井蜜）☆

火の鳥と愛し合ったら焼け焦げて昇天あれは夏の夕暮れ （新井蜜）☆

光あれと言ったら光 愛あれと言わなきゃ何も生まれやしない （新井蜜）☆

疑いの目を向けられて信号は赤だが右折愛は何色 （新井蜜）☆

狭き門より入れない太ったら愛に焦がれて痩せるしかない （新井蜜）☆

緊縛も愛の形の変奏曲 鎖を使った足かせだとか （新井蜜）☆

清らかな瞳でひたと見詰められ愛の言葉を飲み込んじゃった （新井蜜）☆

死の影 何年も前に破れた愛以来きみの面影 面影がきみに似ている人ばかり愛してるんだ別れた後は （新井蜜）☆ 月影

奪うものなど何もない 奪われる 奪われてねじ伏せられて捨てられてそれでも愛を信じてるのか （新井蜜）☆

口笛を吹きつつきみを思ってた 愛のことなど知らなかった頃 （新井蜜）☆

「助けて」と叫ぶ間もなくなぐられて財布取られた 愛は取れない （新井蜜） 「助けて」ときみは口には出さないし「愛してる」など俺も言わない （新井蜜）☆

振り向いて言葉を掛けてくれるけど何周も先 届けたい愛を （新井蜜）☆

06．息 息を吸い力を入れて 息を吐きつつ力抜く 愛の極意ぞ （新井蜜） 息を吸い力を入れる 息を吐きつつ力抜く 愛の極意ぞ （新井蜜）☆ 07．音 コツコツと石畳踏むハイヒール 愛の期待を盛り上げる音 （新井蜜）☆ 08．底 米びつが底をついたら*****愛の言葉…

締切はこのアルバムが終わる時 T.REXは愛の固まり （新井蜜） 制限はこのアルバムが終わるまで T.REXは愛の固まり （新井蜜）☆

深海の三千気圧の水圧で破裂しそうなきみの腹に愛 （新井蜜） 深海の三千気圧の水圧で破裂しそうなきみの腹の愛 （新井蜜）☆

国会の赤絨毯で愛交わし新しい日本を生んで下さい （新井蜜） 国会の赤絨毯で愛交わし新しい日本を孕んだねきみ （新井蜜）☆ 国会の赤絨毯で愛交わし出来ちゃったので離合集散 （新井蜜）

明日からの出張準備で休日に出勤したが愛はなかった （新井蜜） 休日に出張準備を理由にし出勤を 出張の準備のために休日に出勤をして愛を探した （新井蜜） 出張の準備のために出勤し無人のオフィスで愛を探した （新井蜜）☆